圧力容器の試験

耐圧試験
耐圧試験は主に水を用いて行われ、製作する圧力容器の設計圧力よりも大きい圧力を加え、その容器の強度や耐圧性能を調べるために行われます。

耐圧試験の種類

液圧試験
容器内に水が入ると都合が悪く、不具合が生じてしまうような場合で、使用する液体が試験する温度で沸点以下であれば適用できます。

気圧試験
水が容器に入ると都合が悪く、水の重さに容器が耐えられないような場合で、試験に適した水質の水が手に入らない場合空気や窒素を使用することができます。

気液併用試験
低圧平底形容器や大型の問うなどの部分的に水頭圧のかかる容器で、水圧だけの試験には耐えられず、気圧試験では蓄積する圧力が大きすぎるため、それを軽減する場合に適用できます。

漏れ試験

定期検査などで安全性が他とてないような漏れがないか確かめるための試験です。液体を使ったり気体を使ったりして容器内をいっぱいにして漏れがないかを確認します。