ヒュームについて

溶接ヒュームは煙に見えるが小さな金属の粒が空気中に舞っている状態です。

その中には多くの有害物質が含まれています。

酸化鉄、シリコン、カーボン、クロム、鉛、、マンガン、亜鉛等が含まれています。

ヒュームを吸い込むと金属熱が出たり、塵肺になったりします。

金属熱

金属の蒸気を吸入したことにより、気管の粘膜か壊死したり、気管のたんぱく質が金属と結合しアレルゲンとなりアレルギー反応をおこすことによって引き起こされます。

塵肺

粉塵を吸い続けることにより、肺に粉塵がたまり、その結果肺胞が壊れたり肺胞がはれ上がったりします。

完治させる治療法はなく、酸素吸入等をして対症療法を行うのが現状。

防止をするためには防塵マスクをつけ送風機で新鮮な空気を送り続けます。

モータ

電動機の中でも交流電動機について。

単層誘導電動機と三相誘導電動機に分けられ、産業には一般的に三相交流電動機が用いられます。

三相交流電動機は回転速度の調整が困難でありますが、インバータ回路で制御することができます。

単層交流電動機は始動トルクが得られないため、回転させるために電動機に力を加えなくてはならない。その方法としてコンデンサが使われたりします。

三相誘導電動機の種類

籠型電動機

巻線型電動機

形式

開放型

閉鎖型  全閉型  防塵型

防滴型  防沫型  防浸型  防水型  水中型  防蝕方  防爆型

熱交

熱交換器を弊社が製作する場合、その熱交換器の主な用途は使用済み蒸気の熱を利用して液体の温度を上昇させるためだとか、高温の液体を熱交換器に通して低温の液体の温度を上昇させるというのが多いです。

しかし熱交換器の用途には本来もっとたくさんの利用方法があります。冷たい空気で高温の空気を冷やしたり、気体を冷却して液体に変えたり、液体を加熱して気体に変えたりと様々です。

熱交換器の種類

多管円筒形熱交換器

二重管式熱交換器

プレート式熱交換器

コイル式熱交換器

渦巻き式熱交換器

ジャケット式熱交換器

パイプ

ステンレスパイプの規格について

ステンレスパイプは普通6A,8A,10A,1/8,1/4,1/2という呼び方をします。

これらはパイプの径を呼ぶときの呼び方。

しかしこれ以外にもschというものがあります。

これはパイプの肉厚を呼ぶときに使います。

これらは普通の配管パイプに用いられます。

これ以外に化粧パイプというものもあります。

パイプの径の呼び方は5mm,6mm,7mm8mm,9mm,10mmという呼び方をします。

肉厚については0.8mm,1.0mm,1.2mmという呼び方をします。

角パイプについては縦×横を7mm×7mm,9mm×9mm,10mm×10mmという呼び方をします。

肉厚については1.0mm,1.2mm,1.5mm,2.0mmという呼び方をします。

ポンプ

1.ポンプの種類

非容積ポンプ
渦巻きポンプ  渦巻き羽根を回転させた遠心力で液体を輸送します。
カスケードポンプ  小さな溝のついた円盤状の羽根を高速回転させ高圧を得て液体を輸送します。

容積ポンプ
ギアポンプ  歯車の噛み合わせて輸送します。
ねじポンプ  ねじを回転させることでねじ溝にある液体を輸送します。
ダイヤフラムポンプ  ダイヤフラムを使い定量の液体を輸送します。

2.ポンプの性能

全揚程
ポンプが吸い上げる高さと、押し上げる高さであらわします。

噴出し量

単位時間当たりどれくらいの量の液体を吐き出すかを示すもの。L/minであらわします。

3.ポンプの回転数

能力は全揚程と噴出し量で決まるが、回転数で大きさや形式が変わります。

製図について

何か機械を作ろうと思ったとき機械ができるまでの流れは発案、設計、製図、製作という流れになります。製図と一言にいってもその方法にはいくつか種類があります。
その中でも投影法について勉強します。

投影法

立体を1枚の平面上に表す方法を投影法といいます。投影面の前に物体を置き、これに光線を当、そこに映る影を正確に書き取るというものです。光の角度や物体の位置により色々な種類の投影法があります。

投影法の中でも最も一般的な三角法

製図をするときに使う最も一般的な製図方法は三角法です。一般的に第三角法で描く図面は、正面から見た図、上から見た図、側面から見た図の三方向から見た図を描きます。それらを描く位置は決められています。正面から見た図の上に上から見た図を描きます。正面から見た図の横に側面から見た図を書きます。これらは正面から見た図の真上、真横に描かなくてはならなりません。また、正面図はこれから描くものの一番特徴的なところを描きます。普通の図面は3方向からの図面で立体の形状を適切に表すことができ、そのような図面を三面図と呼びます。