キャリアとウィンス染色機の完成です

製作しておりましたキャリア(染色用カゴ)とウィンス染色機が完成しました。

●キャリア(染色用カゴ)

●ウィンス染色機

弊社ではこういった機械装置も製造しております。

オーダーメイドでの機械装置のご要望も承っております、納期や予算もご相談に乗ります。

お気軽にご連絡ください。

パドル完成

前々より製作しておりましたパドルが完成しました。

大小2種類のパドルになります。

弊社ではこういった機械装置も製造しております。

オーダーメイドでの機械装置のご要望も承っておりますのでお気軽にご連絡ください。

電気溶接

電気溶接というと普通アーク溶接のことを言います。その中の被覆アーク溶接は電極となる溶接棒の周りに被覆材が塗ってありシールドガスを使わないため、ばちばちと火花をあげながら溶接するもののことを言います。被覆材は溶接が始まると熱でとけノロとなり溶接部を空気から遮断する働きをします。また、溶接部の急冷を防ぐ働きもします。ばちばちと火花が上がると共に被覆アーク溶接は溶接時に煙を上げます。この煙をヒュームというが、このヒュームは有害であるため溶接をするときは防塵マスクを着用しなくてはいけません。

溶接棒の種類

D4301

イルミナイト系溶接棒は日本で開発された溶接棒で、機械的性質が良く、長年にわたって被覆アーク溶接棒の代表として活躍したタイプ。

D4303

ライムチタニア系は、イルミナイト系に比べて、少々高価ではあるが、作業性はイルミナイト系よりもよく、ビードの外観も美麗である。

D4316

低水素系。溶接不良のひとつの原因に水素という原因があるため極力水素分を少なくしようとした溶接棒。低水素系の棒は溶接が難しいが鋳物の溶接とか、厚板の溶接には都合の良い溶接棒

歯車

歯車の種類

二つが平行についている歯車
平歯車、はすば歯車、内歯車、ラック

二つが食い違っている歯車
ねじ歯車、ウォームギヤ、ハイポイドギヤ

二つが一点で交わる歯車
すぐばかさ歯車、曲がり歯かさ歯車

はすば歯車は平歯車に比べ噛み合いがよく強度が良いです。

ラックは丸くなく、まっすぐな板に歯を刻んだもの。

かさ歯車は円錐型の二つの歯車を縦方向と横方向に噛み合わせたもの。角度は自由に作ることができます。

すぐばかさ歯車は歯がまっすぐのもの。曲がりばかさ歯車は歯筋が曲がっているもの。

ハイポイドギヤはかさば歯車の二軸を交わらなくしたもの。

歯車から騒音がする場合、グリースを歯に塗ると騒音が抑えられる。高温になる場合は歯車に十分な油を注し続けると良いです。

歯車は使い続けると、疲労で歯が欠けたり歯が少しずつ削れたりします。

はめあい公差について

機械の部品を作ろうと思ったとき図面の寸法どおり製作できれば問題ないですが、実際に部品を作るとき寸法どおりには作れないため、実際の寸法プラスマイナスいくらかの許容範囲を設けておかなければ、使える部品を作ることは不可能です。そのときに用いられる許容範囲を決めるものが寸法公差です。

寸法公差はJISにより細かく決められています。

例えばベアリングに丸棒から削りだしたシャフトをはめたいと思ったとき、適当にシャフトを作ってもはまらないし、ベアリングの内径ぴったりにシャフトを作ることもできない。こんなときはJISの公差に基づいて許容される範囲内でシャフトを削れば、ベアリングにシャフトをはめることができます。

穴の公差域

E8 E9 F6 F7 F8 G6 G7 H6 H7 H8 H9 H10 JS6 JS7 K6 K7 M6 M7 N6 N7 P6

とアルファベットの大文字と数字で表される

軸の公差域

e9 f6 f7 f8 g5 g6 h5 h6 h7 h8 h9 js5 js6 js7 k5 k6 m5 m6 n6 p6

とアルファベットの小文字と数字で表される

ヒュームについて

溶接ヒュームは煙に見えるが小さな金属の粒が空気中に舞っている状態です。

その中には多くの有害物質が含まれています。

酸化鉄、シリコン、カーボン、クロム、鉛、、マンガン、亜鉛等が含まれています。

ヒュームを吸い込むと金属熱が出たり、塵肺になったりします。

金属熱

金属の蒸気を吸入したことにより、気管の粘膜か壊死したり、気管のたんぱく質が金属と結合しアレルゲンとなりアレルギー反応をおこすことによって引き起こされます。

塵肺

粉塵を吸い続けることにより、肺に粉塵がたまり、その結果肺胞が壊れたり肺胞がはれ上がったりします。

完治させる治療法はなく、酸素吸入等をして対症療法を行うのが現状。

防止をするためには防塵マスクをつけ送風機で新鮮な空気を送り続けます。